家族全員でお墓参りに行きました。
山の中腹にある共同墓地です。大人たちにとっては、亡き人を偲ぶ大切な時間でも、子どもにとってはピクニック気分だったりしたもの。
水を汲み、お墓の周囲の草取りをし、お墓をきれいに水で洗って、ローソクとお線香をあげる。ところが、野外で強風ということもあり、なかなか火がつきません。
ようやく火がついて、家族順番に手を合わせていきます。最後になった私は、手を合わせた後、ついローソクに息をふきかけて消してしまいました。
誕生日ケーキのような感覚だったのかも知れませんが、その場で父から大声で叱られ、帰りのバスの中ではずっと泣いて拗ねて、本当に悲しい思い出となりました。
以来、お墓参りがあまり好きではない自分がいますが。
仏さまにあげたローソクに息をふきかけて消すなんて、子どもでも許されないほどの非常識。「失敗談」以前の問題かも知れません。
でも先日、同世代の人とお仏壇に手を合わせるときの話になったときのこと。その人は子どものころから家にお仏壇もなく、お墓参りもほとんどしたことがないといいます。そして「ローソクって火事が怖いからすぐ消さないといけないよね」という話になり「息をふきかけてはいけないよ」と伝えると「えー!なんでー」とかなり驚いていました。
こんな出来事もあったので、敢えて失敗談として書きます。仏さまにあげたローソク、息を吹きかけてはいけません。